新たなパーキンソン病治療法
パーキンソン病は脳神経の命令伝達が上手くいかなくなった病気です。
ウイルス感染とか細菌感染から発症した病気ではありません。
加齢に伴って臓器の働き、血液の流れがスムーズで無くなったこと 免疫が低下したこと ストレスの影響 などが重なって、中脳黒質の障害から神経伝達物質ドーパミンが出なくなって起こる病気とされます。
治療法は現在までありませんでした。
ドーパミンが出なくなったから起こると言われる病気ですが、補う薬はありますが病徐々に病気は進行していきます。
「手のひら先生の高麗手指鍼療法」では、パーキンソン病治療に効果のなかった鍼治療を変えました。
1 鍼治療のどこを変えたかと言うと
鍼治療は紀元前の二千年前からある理論を実践する治療法です。
その頃は脳と言う臓器は謎の臓器でした。
頭皮にもツボが描かれていましたが、そのツボの効果は脳の治療のためではなく、耳や目や身体を治療するためのツボのためでした。
脳がどのような役目を果たしているか分かったのは、60年ほど前の西洋医学の発展からでした。
ですから脳神経を治療するには、脳を治療するための新たなツボを発見する必要がありました。
2 手のひら先生の高麗手指鍼療法の理論
手のひら先生の鍼治療理論は、人間の進化と鍼治療融合させたところにあります。
魚 鳥 人間と進化してきた過程で、それぞれの時代に対応するツボが人間の体には隠されていて今まで見つけられませんでした。
このことは最先端の生物学ではDNA解析から証明されています。
たとえば、魚の鰓の遺伝子を解析すると、人間の手に変わる遺伝子と一致することが判明したように。
3 脳も臓器も進化してきた
脳も進化してきたので複雑な構造になってきました。
中脳と呼ばれる部分も場所を考えると、魚と鳥の間に進化してきた脳であるように見えます。
心臓の最上位にコントロールする神経がそこにはあります。
水中から陸に上がって来た中で進化した脳にも見えます。
血液循環も複雑に変わって来た時代ですし、脳の免疫を受け持つ脳脊髄液も出来始めたころではないでしょうか。
複雑化した脳のメカニズムに対し、これらが対応できなくなると脳に歪が起きます。
4 やっと分かり始めた脳神経の健康状態
手のひら先生の高麗手指鍼療法は独自に脳神経のツボを発見しました。
さらにそれらを(進化の段階)フェーズⅠ~Ⅲまでの進化の時代に沿って、臓器も脳神経も発見しました。
そのツボに鍼を刺すことで、従来効果が出せなかった脳疾患を治せるようになりました。
しかしツボに鍼を刺せば簡単に治るものではありません。
パーキンソン病に関しても同じです。
かなり改善してきたと見えても、これで治ると言う自信や確信が出てきませんでした。
何しろ短時間で行う治療の中で30以上あるツボを一つ一つ診断することは至難の業でした。
それが最近単純な構造ですが簡単に診断が出来る方法を考えました。
ツボの診断ができ鍼の補瀉が判断でき、同時に何本の鍼を刺せばそこが正常になるかを判断できるものです。
5 パーキンソン病の脳の状態
パーキンソン病は薬で治せないのは分かりました。
運動に関係する脳神経は、みな同じ状態でないのです。
視床 視床下核 前頭部 大脳基底核 中脳 などのツボの状態を一つづつ診断します。
すると今まで全体が瀉であったと思っていたのですが、何ヶ所かは補の状態でした。
このことがなかなか病状の改善が進まなかった原因と分かりました。
未だこの治療法は始まったばかりですが、第1回目から患者さんが実感として分かるほど効果を表しています。
脳の仕組みが複雑になっているので、単に1種類の薬ですべてが解決するわけではないのです。
さらに発症の原因となったであろう臓器の治療を行いました。
あとは自宅で補助療法をすることで良い結果をもたらすはずです。
まとめ
「手のひら先生の高麗手指鍼療法」では、パーキンソン病を治療できると言えるのです。
それは脳神経のツボを独自に発見したことと、そのツボの状態を1つづつ診断し治療ができること。
さらに原因を起こした臓器の治療を行うことが出来るからです。