パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

パーキンソン病と神経伝達物質ドーパミン

パーキンソン病発症の原因

パーキンソン病発症の原因は、中脳黒質から出る神経伝達物質ドーパミンが出なくなることだと言われています。

パーキンソン病の診断は聞くところによれば、なかなか判定が出ないようです。パーキン諸ン症候群という言葉が作られたのも、紛らわしい症状があるからと考えます。

 

しかし体の震えや体が固まって動きにくくなる固縮の原因は、ドーパミン分泌不足が原因です。

交感神経とドーパミン

私が行っている「手のひら先生の高麗手指鍼療法」では、パーキンソン病の治療効果は短期間で現れます。

フェーズⅠにある脳神経のツボ4か所 フェーズⅡにも4か所 同じくフェーズ Ⅲも同じなので合計12か所のツボに鍼治療を行います。

少しうるさいことを言いますと、鍼をツボに刺すのではありません。素人がツボに刺すのと訓練された鍼灸師がさすのとでは全く違います。

 

鍼灸師がさす場合は気を込めること、鍼の向きを変えて気の流れを強めたり弱めたりすること 鍼を一本にするのか二本にするのか それともそれ以上にするのか違いがあります。ここではその差を表して「治療」と表現しています。

この12か所の鍼が左右なので24か所になりますが、パーキンソン病を治す治療になります。

もう一つの自律神経免疫療法

パーキンソン病は中脳黒質から出るドーパミン減少で発症します。心臓をコントロールするのは自律神経ですが、その上位中枢は延髄にあると言われています。

さらに上位に位置するのが視床下部と言われ、情動によってストレスに応答したり体温調節にも関わっていると考えられています。

さて交感神経が興奮状態にある時は、ノルアドレナリンが過剰にまで分泌されます。このノルアドレナリン前駆物質と言われるものがドーパミンです。

 

自律神経免疫療法は爪もみ法として有名です。福田稔医師と安保徹教授によって、爪の根の部分爪甲根部を圧すと副交感神経が活性化し、その刺激で血液内の顆粒球とリンパ球の比率が正常になり免疫力が上がる理論でした。

この場合は副交感神経を活性化させるだけでしたが、手のひら先生が本で教えている指マッサージは交感神経の興奮を抑え、副交感神経を活性化させる一石2丁の優れた方法です。

鍼灸師なので血液検査で証明することは出来ませんが、オーリングテストとその試料を使いテストしました。するとドーパミンは減少しと副交感神経に関係するアセチルコリンは増えました。

マッサージは10回と20回 さらに30回行い、それぞれ比較いたしました。

するとマッサージは回数が増えるだけ分泌されたアセチルコリンは増え、ドパミンは減りました。

 

パーキンソン病の場合はドーパミンは増やさなければならないので、マッサージをする方向を変えれば済むだけのことです。

 

簡単でしょ!

自分で出来る手のひらの治療法

このように手をマッサージすれば、ここを押せばこういう効果が出ると説明します。

それはそれで何ら間違いはないのですが、なぜ手のひらがそのようなことが出来る場所であるか説明は出来ません。

「手のひら先生の高麗手指鍼療法」をお読みいただければ、手のひらにはどのようなことが記憶されているか、何が記憶されているのかご理解いただけることと思います。

理解できない?信じられない?

そのような方はこの治療法を行うと、どのような疾患が治るのかをご覧ください。

二千年間治療不可能だった関節リウマチは、薬を使っても精々が寛解と言って楽になる程度の改善です。それが手のひらに記憶されている進化の記憶を呼び起こし、そこに治療を加えれば完治する可能性あるのです。

 

手のひらを揉むだけで治療効果が出るわけではありませんが、手のひらにはそのような隠されていることがあるのです。

まずは新自律神経免疫療法マッサージをお勧めいたします。

これと言った病気でなくとも、興奮状態にある時、落ち込んだとき、体調がすぐれない時などいつでも時を選ばずトライしてみることをお勧めいたします。

 

手のひら先生の高麗手指鍼療法

手のひら先生の高麗手指鍼療法