パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

2012-01-01から1年間の記事一覧

パーキンソン病 11月23日

私の妹のパーキンソン病の震えは、いよいよ治まってきました。まだ完璧に止まるということはありませんが、気にならなくなることが多くなり、1日のうち何回かは止まっているそうです。やっと私の鍼治療とサウンド・アキュパンクチャの効果を信用したようで…

パーキンソン病治療 11月11日

先週のパーキンソン病治療日誌まず震えがないパーキンソン病患者について。治療室に入ってくる歩が、先週より少しもつれる感じがありました。治療後はまた元の通りスムーズな歩行に戻りました。顔の表情がほんの少し変化してきました。目の周りがすっきりし…

パーキンソン病治療 11月2日

震えのないパーキンソン病と震えるパーキンソン病とは、鍼治療も異なります。震えのない患者さんは、身体が硬くなってぎこちない動きです。7日に来られたとき歩行がとてもスムーズになっていたので驚きました。治療室に入ってくる歩行の姿は、最初の時ではゆ…

パーキンソン病治療 2021年2月6日現在

以下の記事は2012年10月の記事になります。 昨日仕事の都合で1ヶ月ほど来ていなかった患者さんが昨日来られました。治療室には足早に入ってこられ、3回目の治療後よりやや歩行は良くなっているように見えました。「お彼岸は忙しかったです」と言う言葉もは…

パーキンソン病治療 10月2日

本日の治療まえ妹に体調を聞くと、台風の影響があったのか震えが2日間酷かったようです。台風と病気との関係を文化放送の國丸ジャパンで、月曜日のコメンテーター健康社会学者河合薫さんがこのことについてはなされていました。台風と喘息の関係の話でした…

パーキンソン病治療 妹のパーキンソン病を治療する

私が脳溢血を発症して翌年から、妹がパーキンソン病を発症しました。 身内の病気を治せれば鍼灸師として一人前、と学生時代に教わりましたので何とか治さねばと思いました。 2009年に脳溢血発症して退院して手のひらに脳のツボを発見するまで、およそ3年…

パーキンソン病治療 9月25日

パーキンソン病で振戦(震え)が主になる病状対策の、サウンド アキュパンクチャ タイプ1について。本日我が妹が試聴の状態を報告にきました。3日間の試聴して震えはほとんどなくなったそうです。人間は何でもよくなると、その分だけ動いてしまいます。今…

パーキンソン病治療 9月18日

妹のパーキンソンは震えが主になります。進行してはいないのですが、手の角度を変えたり精神的に興奮したり、頭を使うと症状が出現します。視床下核の興奮が淡蒼球外節に伝わり、両者が発振しだすと言われています。手のひらに相応するツボを確定してあるの…

パーキンソン病治療 9月14日

我が妹のパーキンソン病の振戦も、少しづつ治まってきたようです。実感としてこの3日ほどはあまり震えが起きなくなったようです。これも薬の量をオーリングテストで調節し、適量を保ったので蓄積していたかもしれない分が、体から排出されたからかもしれま…

本日のパーキンソン病治療 9月11日

本日のパーキンソン病は振戦ありと無しの二人です。第3回目の治療の患者さんは、前回パーキンソン病のサウンド アキュパンクチャCDのうち、動作緩慢などのものを試聴してもらうことにしていました。治療室に入る姿を観察していると、前回はそろりソロリと…

パーキンソン病の服薬 その3 妹のパーキンソン病治療

我が妹を説得して薬の量を四分の一以下に減らさせてから3日目です。医者の指定した量は一錠でした。オーリングテストで適量を計ると、四分の一以下と出ました。それを以前から指摘したのに、あえて二分の一にして服用していました。しかし身体が必要としかつ…

パーキンソン病の服薬 その2

新患の方に飲み薬をお持ちいただき、オーリングテストで検査いたしました。Lードーパ薬は処方量の四分の三が適量でした。動作が緩慢になってきたのでそのほかに一種類出ていましたが、こちらは一錠が適量でした。そのほか喘息を併発していて処方されていまし…

パーキンソン病と服薬

パーキンソン病の根本治療は西洋医学にはありません。Lードーパという薬がありますが、これも進行を抑える程度に過ぎません。ところで鍼灸学校で習った教えに、「身内を治せれば一人前」があります。我が妹のパーキンソン病を治療しているのですが、これがな…

パーキンソン病の新患

先週の土曜日時間があったので、TBSラジオ「土曜ワイドラジオ東京」を聞きました。永六輔さんがパーソナリティーのあの番組です。しかし彼は現在入院中で電話で放送に参加ということでした。聞くところによると、体がなかなか良くならないので検査も兼ね…

パーキンソン病治療の難しさ

パーキンソン病治療の難しさは、診断は別として、震えがある場合とない場合の込み入った関係です。一方では小刻みに震えがあり、一方では体が固く動作が鈍くなる固縮が進行する。もちろん震えと同時に固縮もあり動作が鈍くなっていく。厄介なのは前頭葉運動…

パーキンソン病の高麗手指鍼による治療経過

我が妹と言ってももう60才を超えたおばあさんですが。パーキンソン病を手のひら先生の高麗手指鍼と、サウンド・アキュパンクチャで治療をしています。ここで通っている病院にいき、リウマチの経過観察をしてもらったそうです。まず利き腕の親指と人差し指…

パーキンソン病の治療効果

パーキンソン病症状のうち、動作が緩慢になったり筋肉が硬くなったりしていた患者さんが、症状が改善したと実感してきました。手のひら先生は高麗手指鍼ではいまだかつて考えられていなかった、手のひらを脳に見立ててつぼを見つけ出す研究を続けています。…

パーキンソン病を治療する

パーキンソン病は、脳細胞の中の大脳基底核の黒質部分から出る、ドーパミンの欠乏からくる神経伝達異常と視床下核の過剰な興奮によって起こる症状です。歩調の乱れや震顫、自発運動の減少、動作緩慢、筋硬直、姿勢異常などが見られます。現在パーキンソン病…