パーキンソン病と嗅野について
パーキンソン病の進行は抑えているのですが、イマイチスパッと治りません。
今行っている治療は振戦を伴うパーキンソン病なので、視床下核を抑制し大脳基底核から視床視床下部、小脳などほとんどの部分の調整を行っています。
その上に気の調整を行っているわけですが、それでも毎日に波があり、納得できるような効果を得られません。
パーキンソン病そのものを中心に研究しているものより、パーキンソンに伴う症状の解明をされている研究の方に、目を向けたほうが良いのではと重症になると考えを変えています。
そこで見落として生きたのが、パーキンソン病の発症前からあとの認知症までに起こる、側頭部嗅野の働きです。
嗅野は字の通り匂いを嗅ぐ働きをしているところです。
個々の神経は海馬につながっています。
大脳皮質から神経伝達の経路として、嗅野は海馬への入口として重要なところです。
この嗅野の働きが衰えてしばらくの後パーキンソン症状が現れ、認知症も現れるということです。
この一連の流れから見ると、パーキンソン病は単なるドーパミンの不足で起こるものではない。
レビー小体が現れる云々という問題ではないことが理解できます。
脳全体の活動の低下が見られるということです。
単に大脳基底核の刺激だけです無問題ではなさそうです。
これは現時点での推測に過ぎませんが、これも免疫の低下が引き起こす、神経細胞の衰えないし死滅段階に引き起こされる症状であると思います。
と言っても私が考える免疫調整法は3つに分かれていて、一つはリンパ球顆粒球の存在する血管内免疫の調整、二つ目は胸腺由来T細胞免疫の調整、三つ目は新潟大学安保教授が世界で初めて発見した、胸腺
外T細胞免疫の調整があります。
この3つの免疫を調整する方法は、現時点では手のひら先生の高麗手指鍼でしか、調整はすることが出来ません。
嗅野のツボもプロット出来たので、近々その治療結果もお話出来ることと思います。