パーキンソン病の鍼治療 10月6日
私の妹の鍼治療も夏の暑さに負けて、ここのところ間隔があいていました。
先々週から鍼治療の効果がやや停滞しているので、思いついて脳のツボを顔にとることを思いつきました。
顔と内臓は「内経知要」という古典に初めて関連付けられました。
それが果たして正しいツボを示しているかは別として、これも鶏眼があったと認められます。
オーリングテストの発明者大村恵昭博士が、内臓との関係をマッピングして出版されています。
私はこれを脳に見立てて、とりあえず1点だけ視床下核だけツボを探しました。
視床下核はふるえを起こす発振場所と捉えられています。
右手が震えるので左半身の方に問題が生じています。
そこで左の方にツボを探し決定しました。
ふるえを抑えるために瀉の鍼を行いました。
治療後の感想を聞くと何か良い感じがするというものでした。
まだあごが微妙に動くのですが、治療前より少なくなったようです。
その後先週も行いその後にマグレインを添付しましたが、それも本人は気に入ったようでした。
顔も脳の運動野の半分を占めているので、手のひらを合わせればほぼ90パーセント以上になります。
両者のツボを刺激することが改善を加速するならば、それはまた新しい治療法の扉を開けることになります。