本日のパーキンソン病治療 9月11日
本日のパーキンソン病は振戦ありと無しの二人です。
第3回目の治療の患者さんは、前回パーキンソン病のサウンド アキュパンクチャCDのうち、動作緩慢などのものを試聴してもらうことにしていました。
治療室に入る姿を観察していると、前回はそろりソロリとしていたのが、劇的にスムーズな歩行に変わってきました。
まだ試聴時間は1日5分間と短いのですが、早くも効果が現れてきました。
聴き始めるとすぐ睡魔が襲ってくるそうです。
それは脳がリラックスしてくるので眠気が出てくるのですが、普通鍼治療ではこのような効果は出ません。
サウンド アキュパンクチャの持つ即効性がもたらすものです。
また眠気が出てくれば治療効果も倍加してきます。
話声にも効果が現れてきています。
声がくぐもっていたのが、ハッキリとしてきました。
声も大きくなり、力強さも出てきました。
治療効果が出てくる目安に、声に張りが出てくるか否かがあります。
1週間 1日5分でこれくらいの効果が出始めたということです。
ただ好転反応なのでしょうか、腰の痛みが出てきているようです。
身体が変化している証拠で、筋肉バランスを整える過程で、このような痛みはほかの病気治療でも起こることです。
いま一人は我が妹です。
薬の量を減らしましたが、症状が悪化することはありませんでした。
ただしまだ震えは治まることがありません。
鍼治療中及び直後はその振戦も治まりますが、しばらくすると戻ってしまいます。
脳の復元力がまだないということでしょうか。
振戦を伴うパーキンソン病治療のサウンド アキュパンクチャについては、近々発想を変えて改善しようと思います。