80才を越えたパーキンソン病の患者も改善します
昨日紹介した患者さんのほかにもうお一人います。
実はパーキンソン病であると正式に診断されてはいません。
以前お医者さんからパーキンソンかなと言われていましたが、健康診断でパーキンソン症状を見た看護師さんから、レビー小体型のパーキンソンではないでしょうかと言われたそうです。
確かに振戦が段々ひどくなっているほか、老齢であるので動作もゆっくりとしてきているので、なんとかしてパーキンソンを治したいと連れてきました。
しかしパーキンソン病の治療では脳神経に関連するツボには、それぞれ計測して鍼の本数を刺します。
前回の患者さんは最初は1か所3本刺しました。
指先にこの本数を刺されるのはおそらく耐えられない痛みだったようです。
何とか説得して2回目も連続して治療を受けましたが、3回目はお休みしました。
ご家族とすると治療後は震えが2日は止まっています。さらに夜中の頻尿も回数が減るそうです。
4回目になると鍼の本数が減って1h本になりました。それと同じくして会話の受け答えも良くなり、表情も豊かになりました。
いま少し前に自分がパーキンソン病であり、治りたいと欲が強く出せれば治療は継続していたかもしれません。
サウンド・アキュパンキュチャを試聴してもらっていますので、これを何度も聞くことで改善できればと考えています。
年末で介助する家族が少ないので、連続で治療することは難しい時期になっています。
しかし認知症が混ざっているようなパーキンソン症状でも、治療を行えば振戦が減り動作の改善が図れると分かったのは収穫でした。