パーキンソン病治療 9月4日
妹がパーキンソン病の権威である医者の所へ、定期検診に行ってきました。
「何か言ってた?」と私。
「何も言っていなかった」と妹。
「いつも部屋の中を歩いて見せるんだけれど、今回は普通に歩いたしそのときいつも出る震えもなかったので、お医者さんは何も言わなかった」そうなのです。
そこで黙って帰ってくればいいのにアホな奴だから、よせばいいのに「膝が痛い」とお愛想がてらに言ったのです。
すると「パーキンソン病患者さんには膝が痛いという人もいるので、一度整形外科に行ってください」と言われたそうです。
そんなアホな!
またあほがてら本当に整形に行ってレントゲンを撮ったそうです。
肺がんの4パーセントはレントゲン撮影で引き起こされると、ネット情報ですがありました。
腫れてもいないのに「水は溜まっていませんでした」そうです。
「でも痛いのは軟骨がすり減っているからです」だと。
60超えた婆の足の軟骨なんて、正常なものなんてあるわけないよ。
「そしたらなんて言った?」
「今日は水は抜きませんですと」
「さらに酷くなったら人工関節になる」と言っていたそうです。
おお怖!
人工関節手術をした直後で後悔しきりの、隣のベットの患者さんの話を聞き、病院を脱走したという患者さんの話を聞いたことがあります。
この患者さんはリウマチでしたが。
手術なんてよっぽどのことがない限りするものではありません。
また医者には必要最小限のことを話せばいいのです。
「でも最初にお兄ちゃんが鍼灸師なので治療してもらっていると話したもん」
お医者さんは日に何十人何百人も診察しているのに、一人ひとりそれも治らないと言っているパーキンソン患者の中で、良くなっている患者のことを一々記憶するほど暇じゃないはずです。
悪くなっていく患者がほとんどなので、注意はそこに向かっているのですから。
患者はお医者さんが自分のこと知っていてくれると期待するでしょうが、今の厚労省管轄の医療制度の下では、医者も本来の姿を失っていますよね。
因みにお医者さんはあなたの顔見てますか?それともパソコン画面を見ている方が多いですか?
まあこれで医者依存からひとまず脱して、あとはしゃぶっている薬をいつ断ち切れるかです。
パーキンソン病治療 8月26日
妹のパーキンソン病も佳境に入りました。
右手の震えは親指がほんの少し揺れているだけになりました。
膝の痛みが無くなって、ストレスが無くなったことが脳血流の改善を促しているのでしょう。
こうなるともっと良く深くなり「あとは足の方に力が戻ってくれば完治だね」とか言ってます。
無料の治療ほど厄介なものはありません。
何回も書くようですが、学校の先生がおっしゃっていた通り、身内の患者が一番たちが悪い。
ただの上に文句が一番多いということだそうです。
もうあと少しまで来たので、やっと文句を言わなくなりました。
サーモグラフィーで血流の改善を目の当たりにするので、いまの治療法はかなり痛いのですが、それも我慢しています。
脳神経の刺激については、通常の鍼刺激では強さが足りないのかもしれせん。
すなわち鍼の本数を何本も増やしても、痛いだけで無駄なことになるのかもしれません。
今少し改善度が上がるようになれば、その方法が良いのですが今のところはありません。
したがって徐々に改善するこの方法が、現時点では最も良い方法になるでしょう。
パーキンソン病治療 8月20日
わが妹のパーキンソン病治療の報告です。
前から言っていますが、鍼灸師にとって身内の患者が一番厄介なのです。
治療費は払わないそのくせ文句は多いというわけです。
鍼灸う学校で先生がおっしゃっていた通りなのです。
パーキンソンの症状はほぼなくなってきたのですが、今度は膝が痛いと言っています。
それは股関節の調整を行ったので、痛みもほとんど無くなりました。
するとパーキンソン病の症状である震顫については、ほとんど気にならないほどになりました。
治療後の1週間の間に波があるとか言って、良い時と悪い時に波があると言っていました。
それがほぼ終日気にならなくなったとうのは、いままでなかったことかもしれません。
さて最近は特に機械に慣れてきたので、サーモグラフィーを患者とのコミュニケーションツールとしても使用しています。
東洋医学西洋医学の基本哲学の差は、感じると見るとにあります。
現代人は見ることに比重が行っているので、中々治療をすぐ理解することが出来ません。
そのような背景を考えると、見せる見るということは治療効果を理解してもらうには、最適なものかもしれません。
と言うわけで妹の膝の痛みは、股関節に血流が言っていないから起こるものだ、ということがすぐ理解されたようです。
またパーキンソン病に関しては、大脳基底核周辺の血流に問題があり、治療後に改善されたことが一目瞭然でした。
他の患者さんも同じような感想を持たれたようです。
特に神経難病である進行性核上麻痺患者さんは、いかに脳の血流が悪化しているか、治療後にはいかにそれが改善されたかが、付き添いの方にも理解されました。
手のマッサージがいかに有用か、これからはもっと理解されていくことでしょう。
パーキンソン病治療 8月5日
膝が痛いのでパーキンソンからくる諸症状、特に震顫はほとんど気にならないようです。
本日は刺激のツボを1点変え、視床を刺激することとしました。
前回までは脳神経に酸素の供給量を増やすということが主眼でしたが、今回からは神経回路の修復を目安に行うことにしました。
治療後は震えは治まりました。
その後6時間経過後も状況は安定しており、震えは起きていないようです。
膝の痛みはここのところ2か月ぐらいの内に起きており、脳の変化とともに体が変化してきたのかもしれません。
私の場合は脳溢血の後遺症で、右半身を下にして寝ると股関節にえも言われないような、ズーンとした痛みが深部に起きます。
これなども後遺症の治療が進むにつれ、徐々に解消しています。
痛みやその他のことが出るのも、一概に悪化しているわけではなく、次によくなるステップとしての変化としてとらえても良いかもしれません。
パーキンソン病 7月28日
今日は二人のパーキンソン病を治療しました。
震顫があるパーキンソン病とないものと、典型的な2つの形です。
と
震えのあるパーキンソン病は我が妹です。
今日はパチパチを使った4回目の治療になります。
震えは右の人差指がかすかに動いています。
「これがいつもの動き?」と質問すると、「このぐらいに動いているか止まっているかだ」いう答えがありました。
指が止まっているときは、身体のほかがかすかに動いているとのこと。
あと少しで止まりそうです。
今お一人のパーキンソン病は、固縮が主たる症状になります。
前回の治療で行った頚椎症の治療が良かったそうで、足裏が地面につかなかったのが着くようになってきたそうです。
薬の効果もあるでしょうが、それを割引いても本日の表情が良くなり、声が少し出るようになり、身体も前回からするとしっかり座っていられるようになっています。
3回の治療で変化がでて来たのは、これからの経過に希望が持てます。
次回は薬をもってきていただき、最適量を計測します。
薬の量を調整できればさらに変化が期待できます。
パーキンソン病の新しい治療方法 その後
今までにない治療法です。
脳神経全般に応用が出来るので、パーキンソン病だけでなく私の脳溢血後遺症治療にも使っています。
どちらも効果が出ています。
脳神経のツボは私が独自に見つけ出したもので、中指の先が頭でそれが脳神経に当たリます、と言う程度のレベルではありません。
運動野、感覚野、大脳基底核 小脳 視床 視床下核等々、手のひら全体に散らばっていると言っても良いでしょう。
手指鍼講座の図に描かれている程度では、脳神経の疾患には対処できません。
また単に鍼を刺しただけでは、治療などできません。
めくらめっぽう鍼を刺しても、手が腫れるほど多くの鍼を刺しても、効果を出すことは難しいでしょう。
病気の根源を理解し、的確に問題個所を探し出して、そこを治療しなければ効果を望むことはできません。
それと脳神経の刺激は鍼だけでは、難病と言われる脳神経疾患には対処できません。
内臓疾患などはがんやリウマチ糖尿病を除けば、難病とは言えないようなものです。
脳は人間のコントロールセンターであり、ここの障害は体の疾患とは治すのにレベルを上げないと対処できません。
現代医学でも脳神経疾患はまったくといっていいほど、お手上げの状態になっています。
そこでこれに対処するにはそれ相応の刺激が必要ということになります。
ところが日本の先達は素晴らしい方たちがいました。
いまそのおこぼれをいただき治療を進化させているのです。
さて妹の病状ですが、ツボを変えて先回は2回目になりました。
この治療法での処置は計3回になりますが、ツボを頭で考えたものではなく患者を見ながら選定して、前回はそれが効果を出しました。
今回はその2回目です。
震えはぴたっと治まっています。
以前の処方でも治まることはありましたが、何となく動き出すのではないかそんなエネルギーが裏に潜んでいる感じがありました。
それが前回も今回も感じられません。
治療後2日経過して電話で病状を聞くと、翌日少し震えたがそれもいつもと比べれば雲泥の差であったこと、本日は全くないとのことでした。
脳の深部視床下核が震えの震源地になっていますが、要はそこに酸素が供給されないので震えてポンプの役目をしているわけです。
酸素が供給されれば不要になった震えのポンプはいらないということです。