パーキンソン病の根本原因を治す方法
パーキンソン病の症状は中脳黒質部が侵されて、神経伝達物質のドーパミンが作れなくなったからと説明されています。
パーキンソン病の症状に関連する、前頭葉 大脳基底核 視床 視床下核 のツボに、何本鍼を刺せば良いのか、症状は改善されるのかの治療方法は確立しました。症状はこの治療法だけで改善します。第1回目の治療後から動作は改善します。
この方法ではフェーズⅠ~Ⅲまで行います。1か所3本から2本と鍼が多いので、患者さんは最初は痛みを感じるかも分かりません。
以上の療法だけでも最初から目に見えて動作の改善が出来る新しい方法です。
治療間隔があいたりするとその効果はなくなる可能性もあるため、根本から治る方法を模索し始めました。
1つは中脳黒質のツボを刺激することでその部分が修復できるかという事です。これについて始めたばかりです。
ドーパミンが中脳から出る出ないの問題はどの様になるか分かりませんが、それ以外のところで交感神経を刺激することで補うとどのような効果が出るのか、「手のひら先生の高麗手指鍼療法」で説明しているマッサージが同じ効果を出せるか否か、患者さんに試してもらっています。
さらに大阪大学の研究室で行われた実験成果では、神経の再生に関係あるものが膵臓ホルモン様物質であると書かれていました。
その方法が鍼でも可能であるか試して見ることにしました。
東洋医学的にも納得できることで、パーキンソン病の原因としてストレスがあげられます。
大阪大学の研究では神経回路の修復に膵臓ホルモンが効果があると分かったそうです。
そこでフェーズⅠ~Ⅲまでの膵臓のツボに刺鍼しました。