パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

パーキンソン病を治せるか完治させられるか?

 

西洋医学では原因が解明されています。

中脳黒質部分が損傷され、神経伝達物質が出なくなり発症するのです。

震えや動けなくなるなどの症状は大脳基底核内の働きが悪くなることで起きます。

私の妹がパーキンソン病の権威の検診を受けに行った最初に、「この病気は治りません」と言われました。

ドパミンを補充する目的で処方される薬が、Lドーパですが服用していくと徐々に効かなくなります。

そのほかの治療方法がないので、医師がそのように説明したのです。

妹は日常生活に不自由なく生活しています。

最近グーグルのホームページ評価法が変わったので、当院のページがはるか下に下がってしまいました。

この評価をアルゴリズムの変化と言うらしいのですが、1年に3回ほど行われるらしいのです。

今回は12月3日に行われたようなのです。

本日は「パーキンソン病治療 東洋医学」と検索して、果たして上位にあるページではどのようなことが書いてあるのかを見ました。

どのようにして見たか、視点を何処に置いたかと言いますと、「東洋医学鍼灸治療で完治するのか?」から読んでみました。

1,西洋医学では完治しない、改善も難しい
2,改善・動きを良くするには手術して電極を脳に埋め込み、症状が出たら電気を流す方法なら効果が出るようです。
3,近年になって研究された中国の頭皮に刺す鍼 頭皮針で効果があるらしいです
4,醒脳開きょう法 脳卒中などに開発された新しい針だと記憶しています。
5,日本人の山元敏勝医師が発明した、山元式新頭皮針療法 

漢方薬は完治させられないので、血液循環をはかり動きが楽になることを目的とするものです。治療の中心にはならないでしょう。

頭皮針は頭皮に鍼を刺しますが、気の運用気のパワーがないと効果を出せないそうです。よく訓練された先生の治療を受けるのが良いでしょう。

上位にはなかったのですが20年前に日本に紹介された、三針法と言う脳卒中後遺症に効果がある鍼方がありました。これも気の力が大きな働きをするという事でした。

「醒脳開きょう法」は何年も前に出版されたものを読みましたが、治療法は難しく良く理解できませんでした。脳卒中後遺症に効果があると記憶しています。パーキンソン病にも応用が効くのでしょうか?分かりません。

山元式新頭針療法は博士がセミナーで仰っていましたが、中国式とも違うし日本の鍼師が言うような経絡とも異なる考えで生まれたものです。従来の鍼とは根本的に異なる鍼と考えた方が良いでしょう。医師の視点で開発されて行われる治療法です。

頭部にツボと言われるものがあります。このツボの持つ治療効果は二千年間積み上げられて来たものです。目や耳などの病気に効果を出せるツボです。

脳は東洋医学にとっては謎の臓器でした。ほんの100年前からやっとその働きが西洋医学から解明が始まりました。したがってこのツボは運動野 このツボは大脳基底核に聞くツボであるとは、今まで研究されて来ませんでした。

このツボは視床のツボ、これは視床下部のツボ 小脳のツボと説明された治療法は見たことがありません。

脳神経と対応するツボが決められていたのは、ポール・ノジェ博士の耳つぼだけなのです。

視点を「完治させられる治療法」に置くと、果たして寛解は出来ても完治まで届くのかは疑問です。

だから「手のひら先生の高麗手指鍼療法」は完治を目指しています。

現時点での治療法の中身は次のようになっています。

1,脳神経のツボは発見いたしました。
2,鍼治療と進化論を融合させた治療法を考えました。
3,伝統的な経絡調整も行います
4,直接の原因ではありませんが、遠因としては脳の免疫度が下がっているので回復させます
5,治療効果を加速させるために低周波治療器で通電します。

震えが止まったなどほぼ完治の症例が出ていますが、完治させることが出来ると言うには症例数が必要かなと現時点では思います。