手のひら先生の治せるパーキンソン病鍼治療法
ラジオを聞いていたらパーキンソン病の補助が削られそうなので、いま大変なことになっているという話になりました。
難病指定になっていて、月の医療費が3割負担なら2割に 2割の負担なら超える自己負担額を超えた分が助成されることになっています。
ところがパーキンソン患者は100万人当たり150~180人ぐらい、総計150万人とすくないので、助成金を削られるかもしれない恐れが出ているそうなのです。
国の歳入が少な健保が赤字なら何でも削るというのでしょう。
ところでネットで見ていたら鍼灸は、助成対象になっていないと書いてありました。
まあ伝統的な鍼治療でパーキンソン病を治すのは簡単ではないでしょうね。
なぜなら脳の神経を刺激できるツボはないからです。
それに西洋医学でも対策はありません。さらに発症の原因は不明になっています。
高齢社会になればなるほどパーキンソン人口は増えます。
なぜでしょうか?
手のひら先生の高麗手指鍼療法として、今の理論治療法が始まったのは「妹のパーキンソン病治療」からでした。
手の震えから始まり顎まで左右に震えてきたので、「これはまずい、本気で治さねばと考えました」
身内の病気を治せたら一人前の鍼灸師だ、と学生の時言われていました。
妹が発症してすぐ従来の高麗手指鍼を始めました。およそ2年間治療したのですが、進行するばかりで高麗手指鍼も効果がでませんでした。
そこで前から考えても中々入口取っ掛かりが見つからなかったものを、あらゆるきっかけをたどって見つけることが出来ました。(これ実は大変なことなのです)
ツボを見つける道具のことです。
それから3年ほど掛けてツボの発見をしました。(貯金無くなりました)
さらに思考を重ねてフランス人医師ポール・ノジェ博士の耳鍼理論に学び、フェーズごとの臓器のツボや、手のひらに脳のツボを見つけ出しました。
このころになると妹のパーキンソン病は改善しました。
日常の生活にはほとんど支障がないくらいにはなりました。
病院に行っていましたが、担当医師も進行していかないようなので不思議がっていたようです。
しかし手のひら先生の高麗手指鍼療法はまだ完成しませんでした。
自分が治療していて納得できてもそれを人に論理的に説明するまでいたっていません。
3年ほど前に韓国手指鍼学会の韓日学術大会の発表論文にまとめたのですが、最後の最後の結論のところで立ち止まり逡巡しました。
フェーズⅠ~Ⅲまでのつぼを見つけましたが、それが何を意味し治療ではどのような効果が望めるのか、説明が出来ないことに気が付きました。
卒業論文の時と同じような苦しみでしたが、締め切りまじか最後の最後とうとう見つけ出せました。
その説明は昨年出版した
に書きました。
パーキンソン病の発症原因は精神的なストレスの比重が高いと思います。
またそれが脳の免疫を低下させ、ひいてはパーキンソン病の遠因になっているのだと考えています。
パーキンソン病の治療には、手のひらに描かれるフェーズⅠ~Ⅲまでの関係する脳神経のツボ調整、経絡の調整 脳の免疫度を上げること をします。
医学書をやネットの説明を読めばドパミンの欠乏 異常たんぱくの出現 レビー小体の出現 などが原因としています。
「神経免疫学革命」ミハル・シュワルツほか著 早川書房刊 の中で脳の免疫が、様々な病気や老化に関係することを突き止めたそうです。
それまでは脳の免疫度は一定に保たれていると考えられていた概念を打破したそうです。
その調整法は彼らは見つけ出せていないようですが。
ところがその本を読むとまさに私が20年前に考えた免疫調整法は、身体だけだと思っていたものが脳の免疫も高めることをしていたのだと分かりました。
だからパーキンソン病治療が簡単に効果がでているのか分かりました。
私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」
次の本は
手のひら先生の高麗手指鍼療法 | 和正, 長谷川 |本 | 通販 | Amazon
がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
サウンド・アキュパンキュチャは本の最後に数ページですが記述しております。
一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。