パーキンソン病治療にディメンション治療始めました
妹の右手の震顫も日中はほぼなくなりました。
起き抜けに少々震えますが、これも以前から比べれば雲泥の差であって、気にするほどのものではありません。
2回前から始めたディメンションを診断し、そのツボを選別し刺激する、なずけてディメンション治療が成果を出し始めたというわけです。
考えつくのは大変ですが行きつけばコロンブスの卵に似たような話です。
外から見れば鍼灸自体が簡単に見えるかもしれませんね。
シンプルに見えるものほど、実は簡単ではないというのが、多くのことで感じられることです
数学は苦手なのですが、ガロアの証明した群論はシンプル過ぎて、理解されるまで100年もかかったそうですね。
鍼灸も理論を知ってツボを見つけられれば、結構人間の体は変わって変化するものだということが、改めて実感しています。
人間の体は脳も含めて進化の過程をすべて体現しているものだ、このことがやっと治療を通して実感しています。
三木茂夫先生の生命形態学にインスパイヤーされ、鍼灸と人間の進化を考えれば、ただ単に鍼を指す物理療法ではないことがわかります。
二千年前の中国大陸ではこのことはわからなかったのでしょうが、気が付いていたことなのだという、私にとっての気付きもありました。
それに引き換え今の~というのはここでは止めましょう。
さて自分でもこの約10年を超える中で、知らずに行って来たことが、今回のディメンション治療につながっていたことは、自分自身でも驚きです。
私淑している耳鍼創始者のノジェ博士もびっくりかもしれません。
耳鍼と違うのは経絡や気の補瀉があることですが、これが治療には優位になっています。
とはいえ耳鍼の成果には感謝とリスペクトを捧げなければいけません。
パーキンソン治療には脳神経のうちディメンションⅠとⅡを刺激します。
そして診断した経絡の調整を行います。
関係する臓器のツボも当然補瀉をしなければなりません。
このディメンションを考えると、本当に人間が進化して来たことを実感します。
さらに実によく人間の体はできているんだと理解します。
今回はパーキンソンと脳溢血脳梗塞の後遺症治療に使っていますが、治療効果が出るたびに不思議な思いがわいてきます。
ところで、この2週間新しいパソコンへの引っ越しに苦労しているのですが、治療よりこちらのほうがよっぽど難しい。
何とかならないかねこの道具は!