パーキンソン病の鍼治療 レーザー治療の工夫の結果
韓国手指鍼学会で2年に1度開催される韓日学術大会に、招かれプレゼンテーションを行います。
テーマにはパーキンソン病治療です。
パワーポイントで発表のため、資料は送付しました。
あとは患者のビデオを送るだけです。
今週火曜日にまとめを撮りました。
過去の撮影は何となく資料として撮ってあっただけで、説明不足のようになっていました。
やはり見たものがそれだけで理解するというのは、とても技術も脚本も準備しなければならないことと痛感しました。
3年ほど前の記録と比較すると、顎まで横に震えていたことが分かります。
相当ひどかったのでしょう。
確かに治療していてもなんとかしなくちゃと、少々焦ったのを記憶しています。
今は全くそのことは感じることもできません。
歩行もはた目にはよくみなと分からないのですが、当時はやはり左右に揺れるようなおぼつかないものでした。
今は走っても問題ありません。
問題は右手の震えです。
脳が酸素不足を訴えて起こる震顫なので、血流の改善を図れば解決するのですが、それがなかなか難題でした。
脳のツボの発見をし刺激調整することで1歩進歩し改善し、さらに心臓の調整で1段改善しというような歩みでした。
しかし本人は完璧に治るまでは満足しないのでしたが、レーザー治療から治る確信がわいてきたのでしょう。
さらにレーザー治療はまだまだ未知の世界なので、改善発見は常に行わないとなりません。
手のひらに脳のツボはすでに発見しているので、それぞれのツボの補寫、言葉を変えるならツボのパワー、力価を図りながら調整をすることにしました。
これが効果を出して治療後には震えが完全に消えたと確信しました。
これがどの程度持続するかという問題はありますが、治療後にぴたっと治まったのは感動的でした。
これで発表のビデオはほぼ完成でしょうか。