パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

パーキンソン病の鍼治療  震えはあとちょっと

 脳溢血脳梗塞の鍼治療のところでも書きましたが、新たな視点での治療法を行いました。

前回の治療で妹の左手は本日はほとんど震えなくなっています。

ビデオに撮りましたが、親指が少し震えているていどです。

独自の技術CDをさらに工夫し、その上に経絡調整を行いました。

パーキンソン病しかり脳溢血脳梗塞の後遺症しかり、これらは神経の病気なので従来の東洋医学的な考えだけでは治療効果は出ません。

事実結果は出てこなかったのです。

しかし研究を重ね治療を行っていると、経絡を捨てて治療を行っても結果が出ないことがわかります。

脳の仕組みがそうなっているのでしょう。

脳神経のツボを刺激するだけでは効果が出ず、経絡調整を行って初めて出るのです。

CDを行い脳血流の改善を図り、経絡調整もそれに沿って行いました。

また我が妹は医者の言ったことは素直に従うので、薬を服用しています。

医者が「治る病気ではありません」と言っているのにです。

しかし私がオーリングテストで計測すると、四分の一で良いと出たのにその倍2分の一服用を続けていました。

この薬が震えの改善を阻害していると言っても、一度辞めたときに体調が悪くなったと言って元にも出してしまっていました。

現在は心臓の調整で震えが止まりかけてているので、薬を減らしさらに止めるまでに持っていくための方法を考えました。

心臓のツボに鍼を刺してオーリングテストを行う方法です。

すると3種類の薬は処方量の四分の一で済むと結果が出ました。

処方量の四分の一だと、飲まないのと同じようなものです。

服用しなくてもいい程度に体は改善されているはずなのです。

それを阻害しているのは薬なのだと、自覚させなければなりません。

今回の治療後は指先も震えは止まっています。

もうお一人のパーキンソンはよく見られる体の固縮が主訴になり、これは術前術後で変化があるので治療頻度が多くなれば、こちらは早く効果が出るでしょう。