パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

パーキンソン病治療 10月22日 

 この2週間ほどは妹が坐骨神経痛を発症したので、パーキンソン病治療と併用して行いました。

8回ほどで完治しました。

パーキンソン病の方よりこちらが治ったほうが嬉しいように見えます。

困ったことだなあと思っていますが。

最も本人も主治医に2ヶ月1度診察に行くと、何かと緊張してしてしまうようでした。

しかし最近は震えもほとんどなくなり、氣にもしなくなっているので、自身を持って言っているようです。

もちろん医師はどう感じているのか知りませんが「お元気そうですね」とか声をかけてくれているようです。

さて自身の理論もソチコチ、重箱の隅を突っつくように検証をして見ています。

そこで修正したのが肺の募穴でした。

魚から鳥に進化して、呼吸はエラから肺に進化したので、当然ツボの位置も変化していることと気が付きました。

そこでパーキンソンの震えは、脳に酸素が行き渡らないので起こるのですから、関係する肺のツボも刺激しなければなりません。

治療後鍼を抜くと、今まで見たことのないような黒ずんだ血が吹き出して来ました。

こんなところがうっ血していたんだと思いました。

ほかからは出ませんでした。

翌日からは震えがなお一層減った気がするということでした。

すでに震えは殆どなかったので、また一段と改善が見られたことでした。

ディメンション治療ということで、様々なところを細かく検証しているところです。

ここで気がついたのは、卵巣・子宮のことでした。

卵巣は卵を作るところなので魚の時代から存在します。

しかし子宮になると、これは哺乳類の時代にならないと出現しません。

胎盤なども哺乳類の時代にウイルス感染の結果、出来上がったとテレビ番組で知りました。

つまり卵巣嚢腫は今のツボでも良いが、子宮筋腫の治療にはディメンションで言えばⅢ似あたり、そのツボを新たに探さなければならないことになります。

そこで理解したのが今までどうも婦人科系の知慮成果が、いまいち芳しくなかったのはこのことが原因だったとわかりました。

ツボはすぐ見つかりますが、それにしても東洋医学はまだまだ汲んでも汲んでも、汲み尽くせないないように感じます。

 

もう少しで治療最初と現在の比較動画を、YouTubeにアップできそうです。

手のひら先生スタイルの新・鍼灸理論の完成です

手のひら先生の新・鍼灸理論を動画にいたしました。

私のリウマチ治療は、このような理論的な背景を持って行っています。

伝統的な鍼を超えて新たな扉を開けた、そのような理論になります。

二千年以上歴史のある鍼灸医学ですが、治療範囲は限定的でした。

古代の偉大な治療家は解きたくても解けなかった大きな謎を、生命形態学という三木茂夫教授の進化論と

フランス人医師ポールノジェ博士のディメンションという発想、そして韓国人柳泰佑師

によって発見発明された、高麗手指鍼を使って解明しました。

そこで誕生したのが今回公開する「手のひら先生スタイルの新・鍼灸理論」です。

人間は進化によって脳が3層構造になりました。

心臓は古代の魚の時代と比べると、複雑なメカニズムを持つようになりました。

肺は鰓から肺という臓器に変化いたしました。

免疫は安保徹新潟大学教授によって発見された、自己傷害性も持つ原始免疫から胸腺の発達によって

がんと闘えるT細胞免疫を得た獲得免疫に発達してきました。

これらを古代治療家は14の経絡によって、病気治療に対処しようとしましたができませんでした。

今日まで東洋医学鍼灸医学が停滞し、西洋医学に比べ評価が低かったのは、進化に伴って現れるツボの欠如でした。

私は上記の先達の方々の業績から刺激を受け、鍼灸医学を現代に対応できるように、新たにツボを発見し理論構築をしました。

古代の偉大な治療家は気が付いていながら、論理的に説明できなかったことが数多くありました。

それが十分に説明がなされ且つ治療に結びつけることができるようになりました。

腰痛肩こりの治療から、免疫疾患・脳疾患・心臓疾患・肺疾患など、今まで鍼治療では成果が上げられなかった、

まったく手が付けられなかった分野まで治療範囲が広がる、その扉が開けられることになりました。

動画は順次公開いたします。

まずは第1章から5章までご覧ください。

第1章 東洋医学の構造 

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第2章 気について  

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第3章 ツボについて

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第4章 治療の場   

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第5章 治療理論   

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パーキンソン病治療 12月15日

 先週の水曜日の治療です。

妹は義理のお姉さんと一緒に治療にきます。

その彼女が「そういえば最近まったくふるえていないよね」と言い出しました。

傍目にもはっきりとした効果がわかるようになったというわけです。

ディメンションを考えたディメンション治療と名付けた方法は、やはり効果的だということがわかりました。

まだ完ぺきではないのですが着実に効果をあげられる、まったく新しい治療法であることは確かです。

パーキンソン病の震えについては、酸素が不足しているのでその供給のため、わざと震えを起こしていることはわかります。

しかしその解決を見るのに果たして何をどうすればよいのかがわかりませんでした。

血液循環がそのカギを握っているのかとも考えましたが、それは体のメカニズム脳循環を考えれば、関係ないことがわかるのです。

やはり人間の進化を考え脳の仕組みを考えて、そこに有効な刺激を与えて初めて脳は復活するのです。

あとで解剖して脳にルビー小体が出来てたとか、ドーパミンが出なくなっているとか言っても、それは後追いにすぎません。

脳の可塑性再生能力をに期待して治療をすることが、この病気に有効であることが証明されてきたというわけです。

担当医師も「なんでこいつは悪くなっていかないんだ」と頭をかしげるほどに、専門家でも確かめられたということです。

完璧を期すには、またより早く確実性を求めるには、さらに多少の改良を加えなければとも思います。

パーキンソン病の治療 11月26日

 

 わが妹が定期検診に行きました。

2か月に1度パーキンソン病の権威がいる、公立病院で診てもらっています。

「どうだった?」と聞くと、「いつもいろいろなテストをさせられる。親指と他の指を合わせたり、ウォーキングしたりするテストです。
前回は歩いているときに右手が少し震えたりした。すると医者が『少しふるえてますね?』と言ったそうです。今回は震えなかったし、歩いても不安定になることもなかった。」

ということです。

医者は変な顔してただろうと聞くと、「元気そうですね」と言っていたそうです。

パーキンソン病がよくなるはずはないので、さぞかし変だなと医者は思うのだろうね。

「だって最初にお医者さんには、兄に鍼をやってもらっています。と言ってたんだけど」というのだが。

医者は毎日何十人も患者を診ているのだから、お前の言ったことなんぞ覚えていないよ。さぞ何かやっているんだろうと訝しがっているはずだよ。

「確かに何か言いたそうだった」

というのが今回の報告でした。

前回書いたようにほとんど日常生活は戻っているが、起き抜けに震えがまだあります。

そこで試しに昨日「不眠解消CD」を渡し聞いてもらいました。

これは商標登録「サウンド アキュパンクチャ」の、音で治療するCDです。

今朝の報告では「朝の震えは同じだったが、いつも見ていた夢を見なくなった」そうです。

これは魚の脳、鳥の脳、哺乳類の脳と、人間が進化してきた3分類の脳に対応するツボ、そこを鍼で刺激するのを音に替えたということです。

興奮状態、アンバランス状態の脳の部分を、鎮めて眠りを誘うというものです。

自身で試したところ夜はぐっすり眠らるし、昼寝時は熟睡とはならないがとても気持ちの良い、神経が休まるものになります。

パーキンソン病にどこまで効くかわかりませんが、しばらく試聴させて結果を見たいと思います。

その後はパーキンソン病に関係する脳神経を、調整できるものを開発する予定です。

パーキンソン病治療にディメンション治療始めました

 妹の右手の震顫も日中はほぼなくなりました。

起き抜けに少々震えますが、これも以前から比べれば雲泥の差であって、気にするほどのものではありません。

2回前から始めたディメンションを診断し、そのツボを選別し刺激する、なずけてディメンション治療が成果を出し始めたというわけです。

考えつくのは大変ですが行きつけばコロンブスの卵に似たような話です。

外から見れば鍼灸自体が簡単に見えるかもしれませんね。

シンプルに見えるものほど、実は簡単ではないというのが、多くのことで感じられることです

数学は苦手なのですが、ガロアの証明した群論はシンプル過ぎて、理解されるまで100年もかかったそうですね。

鍼灸も理論を知ってツボを見つけられれば、結構人間の体は変わって変化するものだということが、改めて実感しています。

人間の体は脳も含めて進化の過程をすべて体現しているものだ、このことがやっと治療を通して実感しています。

三木茂夫先生の生命形態学にインスパイヤーされ、鍼灸と人間の進化を考えれば、ただ単に鍼を指す物理療法ではないことがわかります。

二千年前の中国大陸ではこのことはわからなかったのでしょうが、気が付いていたことなのだという、私にとっての気付きもありました。

それに引き換え今の~というのはここでは止めましょう。

さて自分でもこの約10年を超える中で、知らずに行って来たことが、今回のディメンション治療につながっていたことは、自分自身でも驚きです。

私淑している耳鍼創始者のノジェ博士もびっくりかもしれません。

耳鍼と違うのは経絡や気の補瀉があることですが、これが治療には優位になっています。

とはいえ耳鍼の成果には感謝とリスペクトを捧げなければいけません。

パーキンソン治療には脳神経のうちディメンションⅠとⅡを刺激します。

そして診断した経絡の調整を行います。

関係する臓器のツボも当然補瀉をしなければなりません。

このディメンションを考えると、本当に人間が進化して来たことを実感します。

さらに実によく人間の体はできているんだと理解します。

今回はパーキンソンと脳溢血脳梗塞の後遺症治療に使っていますが、治療効果が出るたびに不思議な思いがわいてきます。

ところで、この2週間新しいパソコンへの引っ越しに苦労しているのですが、治療よりこちらのほうがよっぽど難しい。

何とかならないかねこの道具は!

パーキンソン病治療 9月25日

 妹のパーキンソン病はイオンパンピングコードと、パチパチの組み合わせから急激に改善が進みました。

何しろ身内が鍼灸師の最大の敵と言われるぐらいなのに、最近は文句ひとつ言わなくなりました。

感謝感謝ですよね。

とはいえ状態を聞けば、体をこうするとちょっと震えが出るんだとか、膝の痛みはパーキンソン病から来ると医者に言われ、リハビリをしているとか言っています。

震えがあったり何かと半身に障害があれば、筋肉の衰えが進みそこに以前の様に左右同じように動こうとすれば、過重になって膝も悲鳴を上げるのだから、パーキンソンに限ったことではありません。

今までのイオンパンピングコードの使い方は、大脳基底核視床の陽側、それと下腿部分を使っていました。

これをディメンションⅡの大脳基底核を入れ、大脳基底核Ⅰ 大脳基底核Ⅱ それと視床陰側 の3点にしました。

結果はかなり良くなって、治療直後はまったく震えもありませんでした。

すでに震えと言っても、親指がちょこちょこうごめいている感じなので、それすらも無くなったと言う事です。

翌日は以前にも増して、なんら違和感なく過ごせたようです。
ツボは
聞けば何か探し出し「腕をこういう角度にすると、ちょっと震えが出るんだよね」といった具合で、度し難いのが家族の治療と言う事です。

脳神経の高麗手指鍼にはなかったものです。

さらにそれを広げてディメンションの考え方を入れるたのは、私が最初のことになります。

さらにディメンションを治療の取り入れたのは、耳鍼創始者ポールノジェ博士が最初ですが、耳鍼はツボの補瀉、気の流れは考慮しないので、その治療は限定的になります。

手のひらは体を表すと同時に脳も表しています。

ディメンションを考えると、それこそ手のひら全体が脳を表現していることなのです。

人間は案外手のひらをぞんざいに扱っているかもしれませんね。

治療家はそのことを考えて、むやみに手のひらを傷つけるようなことをしてはならないのです。

最近はマッサージの方法を考え出したので、そんな簡単なことでも体が大きく変化することに気が付きました。

手のひらは偉大だと改めて思うのです。