パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

パーキンソン病の新しい治療方法 その後

 今までにない治療法です。

脳神経全般に応用が出来るので、パーキンソン病だけでなく私の脳溢血後遺症治療にも使っています。

どちらも効果が出ています。

脳神経のツボは私が独自に見つけ出したもので、中指の先が頭でそれが脳神経に当たリます、と言う程度のレベルではありません。

運動野、感覚野、大脳基底核 小脳 視床 視床下核等々、手のひら全体に散らばっていると言っても良いでしょう。

手指鍼講座の図に描かれている程度では、脳神経の疾患には対処できません。

また単に鍼を刺しただけでは、治療などできません。

めくらめっぽう鍼を刺しても、手が腫れるほど多くの鍼を刺しても、効果を出すことは難しいでしょう。

病気の根源を理解し、的確に問題個所を探し出して、そこを治療しなければ効果を望むことはできません。

それと脳神経の刺激は鍼だけでは、難病と言われる脳神経疾患には対処できません。

内臓疾患などはがんやリウマチ糖尿病を除けば、難病とは言えないようなものです。

脳は人間のコントロールセンターであり、ここの障害は体の疾患とは治すのにレベルを上げないと対処できません。

現代医学でも脳神経疾患はまったくといっていいほど、お手上げの状態になっています。

そこでこれに対処するにはそれ相応の刺激が必要ということになります。

ところが日本の先達は素晴らしい方たちがいました。

いまそのおこぼれをいただき治療を進化させているのです。

さて妹の病状ですが、ツボを変えて先回は2回目になりました。

この治療法での処置は計3回になりますが、ツボを頭で考えたものではなく患者を見ながら選定して、前回はそれが効果を出しました。

今回はその2回目です。

震えはぴたっと治まっています。

以前の処方でも治まることはありましたが、何となく動き出すのではないかそんなエネルギーが裏に潜んでいる感じがありました。

それが前回も今回も感じられません。

治療後2日経過して電話で病状を聞くと、翌日少し震えたがそれもいつもと比べれば雲泥の差であったこと、本日は全くないとのことでした。

脳の深部視床下核が震えの震源地になっていますが、要はそこに酸素が供給されないので震えてポンプの役目をしているわけです。

酸素が供給されれば不要になった震えのポンプはいらないということです。