パーキンソン病治療 7月15日
パーキンソン病の震えは視床下核が、いわば震源地となってそこから震えが起こり始めます。
これが西洋医学的な説明です。
前回からここを刺激するのに、それまでの超音波から電流刺激に変えました。
しかしそれほどの変化が見られませんでした。
これはどうしたことかと思案橋を、行ったり来たりしていました。
そうだ患者の脳にどちらが良いか聞けばいいんだ!
そこで本日は我が妹の脳に大脳基底核の刺激が良いか、それとも視床下核が良いか聞いてみることにしました。
これが出来るのが東洋医学の醍醐味ですね。
このところが西洋人には全く分かっていないので、鍼は効かないなんて実験を何回もやっているんですね。
みなさん笑ってあげましょうね。
さて返事は大脳基底核でした。
あと2か所も同じように問合せをしてみました。
どの様な商売もお客様あってのことなので、鍼はちょっと違うか。
微妙にツボはずれていたので、そこを修正して治療することにしました。
結果は良いようでした。
まず治療直後は震えがピタリと止まりました。
安定した感じの治まり方でした。
以前も直後は止まっていることが多かったのですが、何か震えのエネルギーが体からはじけそうな感じがありました。
今回は無くなっていました。
6時間後に電話しましたが、震えは治まっていました。
ただ今までは治まっていても緊張すると出ていたので、今しばらく様子を観察してみないと判断はできません。
ただ自身の脳溢血後遺症の痙性麻痺が格段に良くなっているのを見ても、明らかに治療効果は異なっているので良い結果が期待できそうです。