パーキンソン病治療 5月22日
鍼の前後に機械を使って、補助的に治療効果を狙っています。
しかしどうもこちらの方が、より効果的見たいです。
特に視床下核に対応するツボの、補寫が効果的なようです。
特に左の震えだと、右側の視床下核の興奮が発信源です。
この箇所の興奮を抑えることが重要です。
今までも鍼による補寫は行っていたのですが、その強度について足りなかったのかもしれません。
通常の鍼の場合は、経絡を整える場合はその補寫で行います。
しかしツボの場合はツボの補寫、すなわち鍼の刺す方向で行います。
さらに鍼の本数を増やすことによって、補寫をする場合もあります。
ただこの場合むやみやたらに鍼の本数を増やしても、それは体に負担を強いるだけで害あって益なしになってしまいます。
達人ならこの塩梅はたちどころにキャッチできるのでしょうが、我々凡人にはそのような能力が無いので、1つ1つ検証しながら行うことになります。
さてわが妹の治療ですが、治療前にかすかに震えていたものが、治療後はぴったりと治まっていました。
ツボの補寫とツボの陰陽に分けた補寫も行いました。
最後の詰めのところでパーキンソン病の、しぶとさが見られています。
全体としては匍匐前進みたいに良くなっているのですが、現在は踊場にあるのかもしれません。