パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

ディメンション治療 その2

 本日妹のパーキンソン病について、ディメンション治療の第2回目です。

この1週間治療直後は震えも止まってよかったが、その後は一進一退のようなことを感じているようです。

しかしはた目から見ると今日は顔の感じがいつもと違って、すっきりしているように見えます。

右手を見ると震えてはいますが、親指あたりだけがかすかに小刻みな感じで動いているように見えます。

さて診断すると前回と少々変化があり、脳への酸素供給はそれほど必要ないのかと言うような診断が出ました。

ディメンション治療も様々な症状の患者さんで試し、自分の身体で効果を実感しながら、工夫を加えてきました。

ところで心臓と言う臓器は東洋医学では、君主とされ臓器の中の最高の位置を与えられているのです。

それで長らく心臓が不調でも心臓の経絡心経は調整してはいけない、こう二千年以上戒められてきたのです。

それで不整脈などの治療は、その他の臓器を調整することで間接的に治療することをしていました。

それを昨年来心臓を直接調整する方法を開発しました。

このことは別のところで書いております。

これもまず自分の身体で試してから、治療に使うことにしています。

さてディメンション治療を行う際に、ディメンション1はいつも行っているので抵抗はないのですが、ディメンション2、3になるとこれは少々躊躇します。

自分の身体でも実際に試すまで、ちょっとためらいはありました。

いろいろ心の葛藤のほかにディメンションおのおののツボに、ただ刺すのではなく補寫を考えながら刺すのは難しいのことです。

それがやっと試行錯誤を繰り返し検証しながら、やっとこれで良いだろうというところまで来ました。

本日の治療結果は正解のようでした。

まず顔色がいつもと違い真っ赤になっています。

相当血流が改善された証拠です。

次に手の震えは完全に止まっています。

いつもは止まっているのだけれど、何となく胸騒ぎのあるような止まり方と言っていいようなものでした。

今日の止まりは違う印象があります。

口と鼻の間の震えも全くありません。

最近の研究検証では、君主たる心臓の調整をすることで、すべての臓器の治療が動き出し始める、そのような感じがしています。