パーキンソン病のディメンション治療
手のひら先生の高麗手指鍼治療は、手のひらに工夫を加えると、ディメンション日本語では位相と訳されていますが、様々にツボが現れて来るのです。
経絡もデイメンションを考えることが可能で、この経絡のディメンションと合致する、各ツボの調整を始めることにしました。
内臓に関係するツボ脳神経に関係するツボが、様々に現れてきます。
このアイディアはフランスのノジェ博士が耳鍼の発明の中で、ディメンションの考え方を最初に披露しています。
翻訳書で見られるのは第3位相、すなわちディメンションスリーまでです。
この考え方で治療方法を行うと、耳鍼よりも良いのは気の調整すなわち補寫の考え方を導入できることです。
経絡調整で気の調整を行い、さらにツボと言う点でも補寫ができるのは、手のひらの特長と言えます。
いくつかの疾患で検証しています。
まだ1か月に満たないのですが、結果は今までの治療法とは格段に効果の出方が違います。
ただ自身の脳溢血やこのパーキンソン病の治療法のように、脳神経疾患と関係するものは効果が出るのですが、劇的と言うほどには現れません。
しかし確実に効果が出ているのは、患者自体が実感として感じているのを見ても、評価できる治療方法と言えます。
さて本日わが妹の病状はと言うと、やはり小刻みに右手が震えます。
しかしその震えは常時出るようなものではなくなって、緊張したりするときに出るだけになって来たようです。
本日は2回目のディメンション治療で、先日よりもツボが少々複雑になっています。
脳神経の効果的なツボの選定は、これからの研究で進化していくはずです。
ディメンション1と2について、それぞれ脳神経と臓腑のツボを刺激することにしました。
治療後は手の震えは治まりました。
口の周りの震えは最近移動したそうで、前のところはピタリと収まりました。
新しく移ったというところは、震えは目立たなくなっています。
治る前の変化ではないでしょうか。
全体的な本人の感想として、今まで以上に効果のある治療と実感しているそうです。