パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

パーキンソン病 治療 2月25日

 先日進行性核上麻痺患者さんにも、D1、DⅡ、DⅢ の選定したツボ、大脳基底核を中心に小脳穴も加えて治療しました。

全体的にはそれほどの改善は見られません。

ほこうの不安定や言語が明瞭でなく繰り返しが癖になっているなど、来られる事に変化があり改善とは見られません。

服用薬が多いのでお持ちいただき、オーリングテストで計測しました。

殆どは問題がなく、半分が適量と出たのは1種類だけでした。

喘息などの併発している症状の薬も多く、これらが障害になっているのかもしれませんが、今現在は適している量と出ました。

これが体に良いとか免疫を障害しないかと言えば、それは全く違うと言えます。

しばらくはその量を服用していただくことになりました。

施術中ふさがっていた目がパッチリとあくことがあり、大きな目であることに驚きました。

鍼の効果ですが、持続すれば良いのですが。

術後の歩行は目で確認できるほどの改善はありません。


本日は我が妹のパーキンソン病を治療しました。

薬はそれほど減らしていないということです。

怖がりだからまあ仕方がありません。少しづつ減らしていけば良いでしょう。

飲んでも飲まなくても、薬では良くならないことはやっと自覚したみたいなので。

前回のD1、DⅡ、D3の治療は良かったようで、震えは刺鍼直後から止まっていて、いつもより効果を感じたそうです。

昨晩遅くまでテレビを見て睡眠不足があるのか、震えが前より強くなっています。

今日の治療方針は、右手の震えの原因である左脳の大脳基底核を中心に、集中して治療することです。

治療直後から震えは止まりました。

方針に間違いがなく、鍼効果があることも証明されました。

あとはこれが如何に持続し完治に至るかです。