パーキンソン病治療 9月25日
パーキンソン病で振戦(震え)が主になる病状対策の、サウンド アキュパンクチャ タイプ1について。
本日我が妹が試聴の状態を報告にきました。
3日間の試聴して震えはほとんどなくなったそうです。
人間は何でもよくなると、その分だけ動いてしまいます。
今日はその無理をした分少し震えがあるようです。
鍼治療をしている間はいつも止まります。問題は治療を終了したあとです。
いつもは電気治療を併用していて電流が止まると振戦は戻るのですが、本日は震えも戻るもののほとんど目立たず親指がかすかに震えている程度です。
瀉という東洋医学独特の言い回しの治療法をとったのですが、この瀉法について未だ私の頭の中ではしっくり来る理解がありません。
しかしこのように瀉法を取ることによって、劇的に症状が回復することがあります。
もちろん通常の治療でも、瀉法は常に行っていて結果は出ています。
瀉に対して補があります。
これは気が衰えたりしている時に、それを補うとされています。
これに対し瀉は、気が旺盛でありこれを抑えるまたは余れるところを取り去る、こう説明されています。
手技の理解としてはこれでもいいのですが、理論としての瀉はこれでは理解不能です。
瀉という手技を行うことでその部分がどの程度修復されるのか、損傷まで行くのか、単にバランスをとるだけなのか。
補に比べ瀉というものに、より深い意味があるのではないか。
東洋医学の持つ奥深さなのでしょうか?
まだまだ発展途上です。