パーキンソン病と服薬
パーキンソン病の根本治療は西洋医学にはありません。
Lードーパという薬がありますが、これも進行を抑える程度に過ぎません。
ところで鍼灸学校で習った教えに、「身内を治せれば一人前」があります。
我が妹のパーキンソン病を治療しているのですが、これがなかなか難儀なのですわ。
何しろ医者の言うことは忠実に聞くのに、私のことはなかなか信用しない。けど治療に来るという、意味不明なのです。
これも日本の教育の歪と言えるのです。
何が良いのか悪いのか、正しいのか正しくないのか、自分にとって善か悪か、です。
一時手の震えがほとんど止まってきたのに、最近はまた震えが激しくなってきました。
義弟も「最近震えてないね」と2、3ヶ月前は言っていました。それほどくかが出ていたのです。
ところが此処のところ元に戻ってしまったようです。
その原因は月一ぐらいに行く専門医がネックになっているのです。
行けば医者は薬をもっと飲めといいます。その結果自分の適量以上のものを服用することになるのです。
案の定「今どのぐらいの量を服用しているの?」と聞くと、医者がくれた量は1錠でそれは以前の倍量です。
それを半分にして飲んでるそうです。
「前にオーリングテストで適量を測ってやったのを覚えているだろう」
そこで再度オーリングテストを行うと、今飲んでいる半分の半分、すなわち四分の一が適量と出ました。
検査指をさらに親指と小指にして、最弱の検査指にするとさらに少し削ったものが適量になっています。
これは何を表すかというと、身体が必要とする倍以上の量を飲んでいることになるのです。
必要量以上の量は体にとっては、体の回復にはいらないもので返って害になります。
手にひら先生の高麗手指鍼もサウンド アキュパンクチャも、パーキンソン病治療に効果を発揮するどころか、オーバードーゼ分がブレーキをかけていることになります。
日本人全体が薬は万能、医者の指示に従って飲まないと病気が悪くなる、こういう幻想に惑わされている結果なのです。
困った、困った。