パーキンソン病の治療効果
パーキンソン病症状のうち、動作が緩慢になったり筋肉が硬くなったりしていた患者さんが、症状が改善したと実感してきました。
手のひら先生は高麗手指鍼ではいまだかつて考えられていなかった、手のひらを脳に見立ててつぼを見つけ出す研究を続けています。
その結果パーキンソン病と関係する、大脳基底核や視床下核などに対応するつぼを探し出しました。
もちろんそれらのつぼに鍼を刺すこと以外、東洋医学の基本である気の調整も行います。
まず服用薬をオーリングで適量を計測したところ、半分で良いことが分かり減らしました。
この効果は2、3週間で出てきて、ふさぎこみ声が小さい感じが、はきはきと話されるようになりました。
今回は10回目の治療でしたが、格段にいすから力強く立ち上がれるようになりました。
「ずいぶん体調がよさそうですね」と聞くと、「そうなんです。今日はとても動作がスムーズになりました。」と返事が返ってきました。
現在は高麗手指鍼のみの治療中ですが、本日からサウンド・アキュパンクチャを聞いていただき、あわせた治療になります。
どのくらいの回復されるか大変楽しみです。
振るえを発症しているパーキンソン病はすでに効果が出ていますが、筋固縮や動作緩慢がどこまで回復するか、これからも経過観察をし報告いたします。