パーキンソン病 原因と治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼のパーキンソン病治療についてお話いたします。

パーキンソン病治療 12月15日

 先週の水曜日の治療です。

妹は義理のお姉さんと一緒に治療にきます。

その彼女が「そういえば最近まったくふるえていないよね」と言い出しました。

傍目にもはっきりとした効果がわかるようになったというわけです。

ディメンションを考えたディメンション治療と名付けた方法は、やはり効果的だということがわかりました。

まだ完ぺきではないのですが着実に効果をあげられる、まったく新しい治療法であることは確かです。

パーキンソン病の震えについては、酸素が不足しているのでその供給のため、わざと震えを起こしていることはわかります。

しかしその解決を見るのに果たして何をどうすればよいのかがわかりませんでした。

血液循環がそのカギを握っているのかとも考えましたが、それは体のメカニズム脳循環を考えれば、関係ないことがわかるのです。

やはり人間の進化を考え脳の仕組みを考えて、そこに有効な刺激を与えて初めて脳は復活するのです。

あとで解剖して脳にルビー小体が出来てたとか、ドーパミンが出なくなっているとか言っても、それは後追いにすぎません。

脳の可塑性再生能力をに期待して治療をすることが、この病気に有効であることが証明されてきたというわけです。

担当医師も「なんでこいつは悪くなっていかないんだ」と頭をかしげるほどに、専門家でも確かめられたということです。

完璧を期すには、またより早く確実性を求めるには、さらに多少の改良を加えなければとも思います。

パーキンソン病の治療 11月26日

 

 わが妹が定期検診に行きました。

2か月に1度パーキンソン病の権威がいる、公立病院で診てもらっています。

「どうだった?」と聞くと、「いつもいろいろなテストをさせられる。親指と他の指を合わせたり、ウォーキングしたりするテストです。
前回は歩いているときに右手が少し震えたりした。すると医者が『少しふるえてますね?』と言ったそうです。今回は震えなかったし、歩いても不安定になることもなかった。」

ということです。

医者は変な顔してただろうと聞くと、「元気そうですね」と言っていたそうです。

パーキンソン病がよくなるはずはないので、さぞかし変だなと医者は思うのだろうね。

「だって最初にお医者さんには、兄に鍼をやってもらっています。と言ってたんだけど」というのだが。

医者は毎日何十人も患者を診ているのだから、お前の言ったことなんぞ覚えていないよ。さぞ何かやっているんだろうと訝しがっているはずだよ。

「確かに何か言いたそうだった」

というのが今回の報告でした。

前回書いたようにほとんど日常生活は戻っているが、起き抜けに震えがまだあります。

そこで試しに昨日「不眠解消CD」を渡し聞いてもらいました。

これは商標登録「サウンド アキュパンクチャ」の、音で治療するCDです。

今朝の報告では「朝の震えは同じだったが、いつも見ていた夢を見なくなった」そうです。

これは魚の脳、鳥の脳、哺乳類の脳と、人間が進化してきた3分類の脳に対応するツボ、そこを鍼で刺激するのを音に替えたということです。

興奮状態、アンバランス状態の脳の部分を、鎮めて眠りを誘うというものです。

自身で試したところ夜はぐっすり眠らるし、昼寝時は熟睡とはならないがとても気持ちの良い、神経が休まるものになります。

パーキンソン病にどこまで効くかわかりませんが、しばらく試聴させて結果を見たいと思います。

その後はパーキンソン病に関係する脳神経を、調整できるものを開発する予定です。

パーキンソン病治療にディメンション治療始めました

 妹の右手の震顫も日中はほぼなくなりました。

起き抜けに少々震えますが、これも以前から比べれば雲泥の差であって、気にするほどのものではありません。

2回前から始めたディメンションを診断し、そのツボを選別し刺激する、なずけてディメンション治療が成果を出し始めたというわけです。

考えつくのは大変ですが行きつけばコロンブスの卵に似たような話です。

外から見れば鍼灸自体が簡単に見えるかもしれませんね。

シンプルに見えるものほど、実は簡単ではないというのが、多くのことで感じられることです

数学は苦手なのですが、ガロアの証明した群論はシンプル過ぎて、理解されるまで100年もかかったそうですね。

鍼灸も理論を知ってツボを見つけられれば、結構人間の体は変わって変化するものだということが、改めて実感しています。

人間の体は脳も含めて進化の過程をすべて体現しているものだ、このことがやっと治療を通して実感しています。

三木茂夫先生の生命形態学にインスパイヤーされ、鍼灸と人間の進化を考えれば、ただ単に鍼を指す物理療法ではないことがわかります。

二千年前の中国大陸ではこのことはわからなかったのでしょうが、気が付いていたことなのだという、私にとっての気付きもありました。

それに引き換え今の~というのはここでは止めましょう。

さて自分でもこの約10年を超える中で、知らずに行って来たことが、今回のディメンション治療につながっていたことは、自分自身でも驚きです。

私淑している耳鍼創始者のノジェ博士もびっくりかもしれません。

耳鍼と違うのは経絡や気の補瀉があることですが、これが治療には優位になっています。

とはいえ耳鍼の成果には感謝とリスペクトを捧げなければいけません。

パーキンソン治療には脳神経のうちディメンションⅠとⅡを刺激します。

そして診断した経絡の調整を行います。

関係する臓器のツボも当然補瀉をしなければなりません。

このディメンションを考えると、本当に人間が進化して来たことを実感します。

さらに実によく人間の体はできているんだと理解します。

今回はパーキンソンと脳溢血脳梗塞の後遺症治療に使っていますが、治療効果が出るたびに不思議な思いがわいてきます。

ところで、この2週間新しいパソコンへの引っ越しに苦労しているのですが、治療よりこちらのほうがよっぽど難しい。

何とかならないかねこの道具は!

パーキンソン病治療 9月25日

 妹のパーキンソン病はイオンパンピングコードと、パチパチの組み合わせから急激に改善が進みました。

何しろ身内が鍼灸師の最大の敵と言われるぐらいなのに、最近は文句ひとつ言わなくなりました。

感謝感謝ですよね。

とはいえ状態を聞けば、体をこうするとちょっと震えが出るんだとか、膝の痛みはパーキンソン病から来ると医者に言われ、リハビリをしているとか言っています。

震えがあったり何かと半身に障害があれば、筋肉の衰えが進みそこに以前の様に左右同じように動こうとすれば、過重になって膝も悲鳴を上げるのだから、パーキンソンに限ったことではありません。

今までのイオンパンピングコードの使い方は、大脳基底核視床の陽側、それと下腿部分を使っていました。

これをディメンションⅡの大脳基底核を入れ、大脳基底核Ⅰ 大脳基底核Ⅱ それと視床陰側 の3点にしました。

結果はかなり良くなって、治療直後はまったく震えもありませんでした。

すでに震えと言っても、親指がちょこちょこうごめいている感じなので、それすらも無くなったと言う事です。

翌日は以前にも増して、なんら違和感なく過ごせたようです。
ツボは
聞けば何か探し出し「腕をこういう角度にすると、ちょっと震えが出るんだよね」といった具合で、度し難いのが家族の治療と言う事です。

脳神経の高麗手指鍼にはなかったものです。

さらにそれを広げてディメンションの考え方を入れるたのは、私が最初のことになります。

さらにディメンションを治療の取り入れたのは、耳鍼創始者ポールノジェ博士が最初ですが、耳鍼はツボの補瀉、気の流れは考慮しないので、その治療は限定的になります。

手のひらは体を表すと同時に脳も表しています。

ディメンションを考えると、それこそ手のひら全体が脳を表現していることなのです。

人間は案外手のひらをぞんざいに扱っているかもしれませんね。

治療家はそのことを考えて、むやみに手のひらを傷つけるようなことをしてはならないのです。

最近はマッサージの方法を考え出したので、そんな簡単なことでも体が大きく変化することに気が付きました。

手のひらは偉大だと改めて思うのです。

パーキンソン病治療の解決法?

 妹は元の様に元気になって来ました。

そう手の震えもほとんどしなくなり、気になることはまったく無くなったからです。

本日はこれで最後の方法かなという治療法を行いました。

この1か月近くはそのコード作成と、新しい使用法について考えていました。

新しいと言っても脳の命令伝達を考え、命令指揮系統について巡らさねば、それは単なる思い付きです。

間中義男博士の発明されたイオンパンピングコード、河合先生が考えたパチパチの発電装置の治療法、それらを合体させた松本岐子師の偉業をいただきました。

しかしそれは糖尿病壊疽の治療の話で、脳の神経疾患には決定的な効果は及ぼしません。

そこで今一度脳を見直しました。

まず最初の実験台は私の脳溢血後遺症治療で試しました。

かなり成果がでました。

しかし半身の不完全まひに有効とされる、経頭蓋磁気療法の考え方を見ると、健常部分と障害のある部分とを分けて考えます。

障害を受けた部分の治療を捨てて、健常の部分とのバランスをとるため、あえて健常な脳のエネルギーを磁気によって抑制するものです。

要は左右のバランスをとることです。

私もこの考え方は脳が左右に分かれていることを考えれば、そのことを無視するということは考えられません。

片手の治療では目的に届けません。

そこで右手と左手の治療法を別にするためのコードつくりに、3日ほど費やしました。

結構テスターの使い方、ナイフの使い方、はんだ付け、細いコードをいかに強くつなぎ目をするかの工夫と、およそ鍼灸師の世界じゃない日を送ってしまいました。

やはりこの方法で治療すると、もうその直後から体は変化してきました。

そこでわが妹のパーキンソン病にも応用しました。

今までにないような刺鍼後の寝方ですね。

穏やかな表情と雰囲気です。

やったね成功だ!という感じです。

少しだけ指が震えていたのも完全に止まりました。

購入してあった握力計で測ると、なんと私よりも震えていたほうが高いメモリでした。

震えが止まり力が入るようになれば、もう完治と言っていいのでしょう。

後はこのことがどのくらい持続するかです。

ビデオを撮りましたので成果を確認してから、動画を公開して「手のひら先生の高麗手指鍼、パーキンソン病治療効果」を確認していただきます。

パーキンソン病治療 9月4日

 妹がパーキンソン病の権威である医者の所へ、定期検診に行ってきました。

「何か言ってた?」と私。

「何も言っていなかった」と妹。

「いつも部屋の中を歩いて見せるんだけれど、今回は普通に歩いたしそのときいつも出る震えもなかったので、お医者さんは何も言わなかった」そうなのです。

そこで黙って帰ってくればいいのにアホな奴だから、よせばいいのに「膝が痛い」とお愛想がてらに言ったのです。

すると「パーキンソン病患者さんには膝が痛いという人もいるので、一度整形外科に行ってください」と言われたそうです。

そんなアホな!

またあほがてら本当に整形に行ってレントゲンを撮ったそうです。

肺がんの4パーセントはレントゲン撮影で引き起こされると、ネット情報ですがありました。

腫れてもいないのに「水は溜まっていませんでした」そうです。

「でも痛いのは軟骨がすり減っているからです」だと。

60超えた婆の足の軟骨なんて、正常なものなんてあるわけないよ。

「そしたらなんて言った?」

「今日は水は抜きませんですと」

「さらに酷くなったら人工関節になる」と言っていたそうです。

おお怖!

人工関節手術をした直後で後悔しきりの、隣のベットの患者さんの話を聞き、病院を脱走したという患者さんの話を聞いたことがあります。

この患者さんはリウマチでしたが。

手術なんてよっぽどのことがない限りするものではありません。

また医者には必要最小限のことを話せばいいのです。

「でも最初にお兄ちゃんが鍼灸師なので治療してもらっていると話したもん」

お医者さんは日に何十人何百人も診察しているのに、一人ひとりそれも治らないと言っているパーキンソン患者の中で、良くなっている患者のことを一々記憶するほど暇じゃないはずです。

悪くなっていく患者がほとんどなので、注意はそこに向かっているのですから。

患者はお医者さんが自分のこと知っていてくれると期待するでしょうが、今の厚労省管轄の医療制度の下では、医者も本来の姿を失っていますよね。

因みにお医者さんはあなたの顔見てますか?それともパソコン画面を見ている方が多いですか?

まあこれで医者依存からひとまず脱して、あとはしゃぶっている薬をいつ断ち切れるかです。

パーキンソン病治療 8月26日

 

 妹のパーキンソン病も佳境に入りました。

右手の震えは親指がほんの少し揺れているだけになりました。

膝の痛みが無くなって、ストレスが無くなったことが脳血流の改善を促しているのでしょう。

こうなるともっと良く深くなり「あとは足の方に力が戻ってくれば完治だね」とか言ってます。

無料の治療ほど厄介なものはありません。

何回も書くようですが、学校の先生がおっしゃっていた通り、身内の患者が一番たちが悪い。

ただの上に文句が一番多いということだそうです。

もうあと少しまで来たので、やっと文句を言わなくなりました。

サーモグラフィーで血流の改善を目の当たりにするので、いまの治療法はかなり痛いのですが、それも我慢しています。

脳神経の刺激については、通常の鍼刺激では強さが足りないのかもしれせん。

すなわち鍼の本数を何本も増やしても、痛いだけで無駄なことになるのかもしれません。

今少し改善度が上がるようになれば、その方法が良いのですが今のところはありません。

したがって徐々に改善するこの方法が、現時点では最も良い方法になるでしょう。